完全ワイヤレスステレオ(TWS,True Wireless Stereo)にはヘッドホンもイヤホンもあり,さらに,ノイズキャンセリングの性能もメーカーごとに異なり,どれを買ったいいのか悩みます。私自身も中華系イヤホンから始まり,いろいろ試しました。
当初はソニーのNW-A25HNと付属のノイズキャンセリングイヤホンは使っていましたが,いわゆる「沼」にハマりそうになりました。
ソニー WH-1000XM2(ヘッドホン)
最初に購入した本格的なノイキャンヘッドホンはソニーのWH-1000XM2です。飛行機の中でノイキャンで映画や音楽を楽しみたいと思い,Bluetoothのトランスミッターも購入しました。機内ではノイキャンの効果は完璧でした。(調べてみたら,アマゾンでまだ新品売っていました!)
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM2 : Bluetooth/Amazon Alexa搭載/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2017年 360 Reality Audio認定モデル ブラック WH-1000XM2 B
しかし,自分の耳に全く合わないという問題が発生しました。長時間使っているとイヤーカップと耳の周り(耳輪(みみわ)というらしいです)がずっと接触をしていて,真っ赤になり痛くなってしまうのです。飛行機に長時間乗っている間に発覚し,ときどき備え付けのヘッドホンで耳を休ませる始末。後継機種が出た時も,耳が痛くなったら嫌だと思い,購入に踏み切れませんでした。ちなみに,WH-1000XM2だけでなく,後継機種のWH-1000XM3もWH-1000XM4も店頭で数分間試したときは全く痛くありませんでした。店頭で何時間も装着するわけにはいかないですもんね・・・・・・。
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 : LDAC/ Amazon Alexa搭載 /Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2018年モデル 360 Reality Audio認定モデル ブラック WH-1000XM3 BM
ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル 360 Reality Audio認定モデル ブラック WH-1000XM4 BM
ソニー WF-1000XM3(イヤホン)
WH-1000XM2の運用を諦めたあと,音楽はウォークマン(NW-WM1A)にバランス接続したイヤホン(XBA-A3)を使っていました。自宅ならばいいのですが,2019年夏になって生活スタイルが少し変わり,毎週3時間くらい電車に乗るようになると,ワイヤードのイヤホンが煩わしくなり,ワイヤレスイヤホンが欲しくなりました。
SONY デジタルオーディオプレーヤー ウォークマン WM1シリーズ ブラック NW-WM1A B
いつものようにさまざまなメーカーのさまざまなイヤホンを検討した結果,ソニー好きだからというわけではありませんが,ソニーのWF-1000XM3を購入しました。この商品,M2(マーク2)がなく,いきなりM3というナンバリングがされています。
リングイヤホン WF-1000XM3 : 完全ワイヤレス/ Amazon Alexa搭載 /Bluetooth/ハイレゾ相当 最大6時間連続再生 2019年モデル / マイク付き 360 Reality Audio認定モデル プラチナシルバー WF-1000XM3 SM
ノイキャン性能は文句ありません。イヤーピースのサイズがちょっとあっておらず,たまに落ちすのが玉に瑕ですが,そんなことは些細な問題です。実はちょっとだけイヤホンと耳の当たりが悪く,長時間装着していると耳の中が痛くなるのですが許容範囲です。
Apple AirPods Pro
コロナ禍が始まりテレワークが多くなると,Web会議の回数が増えました。自宅で仕事するなら音楽でも聴きながら,と思うと,2年近く使っているWF-1000XM3の電池の保ちが悪くなってきたようにも感じました。
そこで,自宅と職場の両方で使えそうな新しいアイテムとして,SOUNDPEATS のイヤホンやAnkerのヘッドホンを試してみました。
SOUNDPEATS TrueAir2 ワイヤレスイヤホン QCC3040チップセット搭載 Bluetooth 5.2 TrueWireless Mirroring対応 aptX コーデック対応 4-mic 低遅延 Bluetooth イヤホン インナーイヤー型 Type-C充電 完全ワイヤレス イヤホン 両耳 / 片耳対応 サウンドピーツ ブルートゥース ヘッドホン
Anker Soundcore Life Q30(Bluetooth5.0 ワイヤレス ヘッドホン)【アクティブノイズキャンセリング/外音取り込みモード/NFC・Bluetooth対応/ハイレゾ対応(AUX接続時) / 最大40時間音楽再生 / マイク内蔵/専用アプリ対応】
Anker Soundcore Life Q35(Bluetooth5.0 ワイヤレス ヘッドホン)【LDAC対応 / ウルトラノイズキャンセリング / ハイレゾ対応 (ワイヤレス / 有線) / 外音取り込みモード / NFC・Bluetooth対応 / 最大40時間音楽再生 / マイク内蔵 / 専用アプリ対応】
結論からいうと,職場で使うならばSOUNDPEATS TrueAir2が最適解でした。外音取り込みはありませんが,カナル式ではないので,小さい音で聴いていれば誰かに話しかけられてもすぐに対応できます。Ankerのヘッドホンたちはノイキャンもあって良かったのですが密着性が高く,外音取り込みモードにしていても誰かに話しかけられるのに気づかないことが多かったです。ヘッドホンはちゃんと自宅で使っています。
TrueAir2に満足してはいましたが,先日AppleのAirpods Proを購入し,職場用のイヤホン・ヘッドホン探しを終えることにしました。外音取り込みも悪くない,連続使用時間もそこそこ。朝から使ってもお昼休みやデスクにいない時に充電しておけばOK。パソコンも携帯もタブレットも全部Apple製品で統一しているので,ここに落ち着くのは必然だったのかもしれません。
2021 AirPods Pro Apple純正MagSafe充電ケース付き
よく,ソニーのWF-1000XM4に手を出さなかったものだと,自分を褒めてあげたいです。
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